先日、5年間の技能実習を間もなく終えるベトナム人実習生の元へ、最後の定期面談に行ってきました。
私事ですが、1人の技能実習生と1号の入国から3号満了までの5年間を共にする経験は、この実習生が初めてでして、感慨深いものがあります。
彼の同期も多くいたのですが、コロナウイルスや円安の影響もあり技能実習2号を終えて帰国する者、特定技能として他業種に転職する者など、皆新たな環境に飛び立っていきました。
一緒に頑張ってきた同期が抜け寂しさを感じることもあったようで、何度か途中帰国の相談もありましたが、その度に「やっぱり頑張る」と自身で乗り越えていました。
実習実施者の同僚の方との関係も良く、休日は一緒に釣りやキャンプに出掛けるなど、環境にも恵まれていたと思います。
建設職種の技能もしっかりと習得し、日本語レベルや立ち振る舞いも社内外で評価が高く、元請け企業から指名で現場に呼ばれることもあるほどでした。
優しく、日本語と歌が上手なイケメンの彼は、母国で自身の結婚式を終えてから、今後の人生についてじっくり考えるそうです。
是非また日本に戻ってきて欲しいです。