先日、基礎級技能検定試験を間近に控えたタイ人技能実習生の、学科試験対策勉強会に参加してきました。
基礎級試験は2号技能実習に進むために、実技・学科両方の合格が必須です。
実技試験は事前に課題が提示されるため練習できますが、学科試験はそうはいきません。中央職業能力開発協会から過去1回分の学科試験は公表されているので、それを頼りに勉強します。類似問題に対応できるよう、問題文に出てくる単語を母国語に翻訳し、しっかりと意味を理解することが大事です。
こちらの実習実施者様は、学科試験合格のためにアルバイト通訳さんに来てもらい、試験までに数回勉強会を行っています。
2号に進むことは実習生も実習実施者様も望んでいることですので、真剣に勉強をしますし、そのためのサポートも惜しみなくしてくれます。技能実習制度として、とても理想的な両者の関係性を築けているケースだと感じました。
我々監理団体は、今後も実習実施者と技能実習生双方を支えるべく、努力していきたいと思います。
試験本番まで、あと少し。頑張りましょう。