以前のブログで、特定技能2号分野拡大の閣議決定についてお伝えしましたが、その後8月31日に改定された運用要領で正式に盛り込まれておりました。
過去記事⇒特定技能2号の対象分野拡大
出入国在留管理庁HP⇒https://www.moj.go.jp/isa/policies/ssw/03_00067.html
移行要件については、下記に簡単にまとめていきます。
【技能】
多くの分野が「技能検定1級」合格か、これから整備される「特定技能2号評価試験」合格が必要です。
※自動車整備は「技能検定2級合格」、航空は「航空従事者技能証明取得」でも可
素形材・産業機械・電気電子情報関連製造業分野については、「ビジネス・キャリア検定3級」の取得も必須となっており、こちらについてはまた別で詳細をまとめてお伝えします。
2号評価試験は、まだどの分野でも詳細が発表されておらず、気になるところです。
最も情報開示されている素形材・産業機械製造・電気電子情報関連産業も11月に実施予定と公表していますが、当初10月予定から遅れている状態です。
【日本語能力】
外食・漁業の2分野のみ要件を設けていますので(N3以上)、こちらも忘れずにチェックしておきたいところです。
【経験】
実務経験に関しては、2号評価試験の受験要件として設定されています。
これも分野によって、「一般作業者としての実務経験」と「管理・指導者としての実務経験」と必要な要件が異なりますので自社の分野はチェックしておきましょう。
また、「ビルクリーニング」「造船・船用」「宿泊」「飲食料品製造」「外食」については、閣議決定された令和5年6月9日を基準に実務経験の経過措置があり、特に飲食料品製造・外食は複雑ですので一度目を通しておいた方が良さそうです。
ビジネスプラザでは、常に新しい情報を収集し、外国人材、受入れ企業様に提供することを心掛けています。
今回の特定技能2号に関しても情報をまとめて一覧化していますので、気になる方はお問合せください。
各分野の2号評価試験情報もチェック
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