先日、水産加工工場に勤務するベトナム人技能実習生に会ってきました。
お昼休み中でしたので、普段食べているお弁当も見せてくれました。
大きなタッパー2つにご飯をいっぱい詰めたものと数えるぐらいの小さなわずかのから揚げでした。
おかずこれで足りるの?とびっくりしながら聞くと、
大丈夫です。揚げ物大好きだからご飯進みますよ、と答えた実習生でした。
日本人から見ると本当にとても素朴なお弁当だと思われますが、これでも十年前の実習生と比べてみると、変わったなと実感します。
十年前の実習生たちは皆本当に節約家で、おかずはもやし炒め、ニンジン炒め、玉ねぎ炒めなど安い野菜を炒めたものが主流でした。お肉はほとんど入っていません。
当時も栄養バランスの良い食事を取るように注意をかけていましたが、なかなかそこまで考える余裕がなかったようです。
今の実習生たちは少しですが、自分たちが好きな食べ物を食べられるようになってきました。週末休みに食べてみたかったラーメンを食べに行ったりと、自分へのご褒美でおいしいものを食べられるようになってきました。
これからも栄養バランスよく食事をとれるようになってほしいです。