採用面接にも企業様それぞれの特色や考え方が工夫されており、こちらも勉強になることばかりです。
先日、東北のとある企業様の実習生採用面接のためベトナムに行って参りました。
毎年70名以上の実習生を受け入れているこちらの企業様は、実習生が実際に日本に来た際に行う実習に近い作業を実技試験として実施しております。
注文者から指定された商品を、指定された数だけ、箱に詰めるという試験です。
簡単なように思えますが、詰める順番(重い商品を上に置いて下の商品を潰さないか)、商品の扱い方など採点ポイントがいくつかあります。
種類、数を間違えないようにと思うあまり、商品を持つ手に力を入れ過ぎてしまう実習生もいます。
どれだけ早く正確に詰めることができても、商品を大切に扱うという考え方ができるかどうかは日本で生活する、実習を行う上で重要なことです。
日本語能力が高い、器用である、魅力的なポイントですが、こちらの企業様では違った視点で選考をしておりました。
今回の面接でも、優秀な実習生を採用できたと企業様も大変満足してくださいました。
実習生とは今度は日本で会えるのを楽しみにしております。
またこれから勉強頑張って下さいね。