以前にもこのブログで話に出ておりますが、技能実習生には医療費の自己負担3割分を
カバーできる保険があります。
保険料も格安なので全実習生に加入を勧めておりますが「自分は病気にならないから大丈夫」と
加入しない実習生も少なからずいるのが現状です。
そうしたときに、予期せぬ病気や大きな怪我などで入院することになったりと、医療費の負担が
大きくなる場合もあるでしょう。
しかし実習生も加入している健康保険には「高額療養費制度」という自己負担限度額を超えた場合、
その超えた分が後から払い戻しされる制度があります。
一旦は自分で医療費を支払い、後から申請することにより払い戻しを受けられるとはいえ
実習生にとってはその一時的な支払いは大きな負担です。
ですので手術、入院など高額な医療費が掛かることが分かっている場合は「限度額適用認定証」を
取得するのがベストです。
「限度額適用認定証」を病院の窓口に提示すれば、請求される医療費が高額療養費制度の
自己負担限度額までとなります。支払う医療費を減らすことができますし、あとから払い戻しを
申請する手間もかかりません。
この認定証は各健康保険の窓口に申請をすると1週間程度で発行してもらうことができます。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat320/sb3170/sbb31709/1945-268/#gendogaku
詳しくは協会けんぽHPでご確認を。
まずは実習生には、実習生総合保険に加入してもらうのが本人にとって一番安全です。
しっかり説明し、加入に納得してもらうようにしたいですね。