先日、日本政府は国際的な人の往来再開に向けた段階的な措置を発表しました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/cp/page22_003380.html
「タイ、ベトナムの2か国を対象に、現行の水際措置を維持した上で、追加的な防疫措置を
条件とし、出入国に例外的な枠を設ける。」というのが概要です。
これは在留資格「技能実習」も対象となっているので、やっと実習生も日本へ入国できる
可能性が高まってきました。
しかし通常の入国とは異なる条件、必要な準備なども多く定められています。
いくつか例として挙げますと
・出国前72時間以内のPCR検査、陰性証明書の提出
母国でコロナウイルスが陰性であるということは当然大前提ですね。
・入国時に空港内でPCR検査を実施、また入国後14日間は行動範囲を限定
(公共交通機関の利用不可、個室での待機)
入国前に個室管理のできる宿泊施設とそこまでの移動手段を確保していなければなりません。
・LINEアプリによる定期的な健康報告、地図アプリ等による位置情報の保存
14日間の間、事前に準備していたスマートフォン等により、毎日の報告と位置情報の保存が
義務付けられています。
実習生が無断で外出するなど、これらに違反した場合は受入れ先の企業名も公表される
リスクを伴うことを理解いただく必要があります。
上記以外にも必要な手続きや留意事項がありますので、詳しくは外務省HPをご確認ください。
弊組合へもお気軽にお問合せください。
とはいえ不確定要素もまだ多く、変更が発生する可能性もある状況です。
引き続き情報収集に努めます。