今般、技能実習職種(2号移行対象職種)に「農産物漬物製造」が追加されました。
技能実習における漬物製造は、
野菜、果実等の農産物主原料を、受入れ、カット、洗浄・除菌等の前段作業の後に、塩漬け(下漬け)し、一定時間経過後にそれを取り出して、水に浸漬して脱塩させる。脱塩後は別途調製した調味液に漬込み(本漬け)し、最終製品に仕上げる。さらに、計量、包装作業を経て、殺菌を必要とする品目については加熱殺菌を行い、異物検査を経て製品出荷ができる状態に至るまでの一連の行程を行う作業をいう
とされております。
また、要件として、
①農産物漬物製造について、周年操業している施設であること
②漬物製造管理士2級以上の有資格者が在籍している実習実施者であること
③水産物を加えた場合は、水産物の使用量が農産物の使用量より少ないものに限る。
という条件がついており、①は技能実習の継続性を求めているもの、②は高い実習レベルを担保するためのもの、③水産物塩蔵品とかぶらないようにという配慮から設定されるものと推測します。
ビジネスプラザでは、数年に渡り漬物製造の技能実習を行なっておりますが、さらに今までのノウハウを活かした正しい技能実習を啓蒙していきたいと考えております。
ご質問等がございましたら、お寄せください。