先日、技能実習制度運用要領の一部が改訂されました。
改訂されたのは、実習実施者・監理団体の優良要件部分です。
以前、別な記事でも優良要件の加点、配点が変更になり旧配点・新配点を選択できることは書いておりましたが、昨年11月からは新配点に完全に切り替わりました。
新配点では「技能検定・技能評価試験の合否」「実習の継続困難実習生受入れ・支援」関係の配点割合が高めです。
しかしこの項目は簡単に加点を見込めるものではないと思います。
確実に加点を狙うには下記のような項目を拾っていきましょう。
実習生と実習生に関わる職員にとってもプラスになる部分です。
技能実習生の待遇に関する項目
・1号実習生の賃金(基本給)が地域別最低賃金と比較して115%以上で5点、105%以上115%未満で3点
・実習2号、3号移行時の昇給率が5%以上で5点、3%以上5%未満で3点
・技能実習生の宿泊施設に個室を確保で5点
技能実習を行わせる体制
・技能実習指導員、生活指導員の講習受講で各5点